おいしいリゾットをひたすらアップするブログ

思いつくまま適当に書き散らしてます

#1 北海道

北から順番に、まずは北海道。

北海道には4回行ったことがあり、1回目は大学の研究室にいた時の学会的な集まりで行ったルスツリゾートで、発表もそこそこにスキーばかりやっていたような感じで終わった。なので自分の意思で、自分の行きたいところに行ったのは3回ということになる。

北海道の思い出としては、とにかく移動、という一言に尽きる。これは旅程を組んだ自分が悪いのではあるが、とにかく都市間を移動するのに時間がかかる印象が強い。

東京から電車で函館まで行ったときは6時間、電車内で立ちっぱなしで行き(ちょうど連休で乗客が多かった)、釧路から札幌まで移動したときは4時間以上特急列車に乗り、札幌と稚内を車で往復した時にはその日の行動予定は移動、といわんばかりに7、8時間くらい車を運転していた。

とはいえその移動が苦痛だったかというとそうでもなく、初めての場所をぼんやりと見ることが好きなこともあり、足と腰が痛くなったのを除けばおおむね移動そのものを楽しむことができたような気がする。

北海道は、移動を楽しむことができる人にとってはいい旅行地なのだと思う。もしも2週間くらい休みがとることができればバイクに乗って道内をぐるっと一周するくらいの事はやってみたいと思っている。本州ではあまり見ることができないような景色をのんびり見ることが旅の醍醐味になるだろう。

観光スポットらしいスポットを巡ったわけではないのだけれど、もし他の人に北海道旅行について相談を持ちかけられたら、根室稚内については一度くらいは行ってみてもいいと薦めるのではないかと思っている。その理由は日本にいながらにして『国境』を感じることができるから。辺境の地で海を挟んではいても、その先に確かに外国があることが実感できる数少ない場所なのである。根室納沙布岬にある北方領土についてのモニュメントを見たときや稚内市内でFacebookでチェックインしようとしたときにでるスポットがすべてロシアだった時の気分はあまり東京にいては味わえない気分である。

あとは言うまでもないことながら食べ物が美味い、ということだろう。6年前に函館で食べたスルメイカの活造りの衝撃を超える食べ物にはまだ出会えていない。この衝撃を超えることができるのは、また北海道で食べる何かなのではないか、と考えている。

 

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新年なので

1年以上ほったらかしていたこのブログをもう少し活用くらいした方がいいのではないかと去年の終わりごろからなんとなく思っていたのですが、せっかく新年を迎えたこともあり、今年一年をかけて何かしら書いていこうと考えています。

とはいえお堅いテーマを一年書いていくのもどこかで疲れがでることが容易に予想されるので、自分の今までの経験で気軽に書けそうなものを自問自答した結果、備忘録も兼ねたものがいいのだろうと思いいたりました。

とりあえず日本全国を旅していたので、1週間に1回、各都道府県について見たところ、感じたことを書いていけばほぼ1年で書き終わるので、ちょうどよかろうということです。

これを見て自分の振り返りとして、次の旅に出る場所を見つけたいと思います。

2020に向けて

まずは東京に決定して、言いたいことはたくさんあるかと思いますが自分も含めた日本の皆様おめでとうございます。いろいろ問題はあるのは十分承知の上ではあるけれど、まだまだ世界の国から選ばれる日本であることに誇りと喜びを素直に感じています。

問題は山積みで、本来は候補地として選ばれることがふさわしくない、という人もいます。成熟しきった東京という都市に短期間とはいえ、非常に多くの人たちがやってくるキャパシティがないという人もいます。本来目を向けるべき社会問題に対して手を付けずして何が東京オリンピックかという人もいます。とはいえ、もう7年後にオリンピックが開かれる、ということは現実として決定してしまいました。

今更どうこう言ってもしょうがありません。この7年という時間をどうするか、2020年が終わったときに「やっぱり東京でオリンピックが開かれてよかったね」と思えるように自分がどうするかしかないと考えています。オリンピックを開く価値がない、というのであれば外から石を投げずに自分でその問題を7年の間に片づける努力をするべきなのではないでしょうか。この時間は課題解決に向けて動くための時間だと思いましょう。この長い準備期間を楽しむもそうでないも自分が決めることなので。

オリンピック開催地決定、というのはしょせんきっかけでしかないのです。

 

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メディアというなら責任はきちんと果たしましょうね。

もう手練のウォッチャーさんたちがさんざんフルボッコにしているので、もはや何も言うことはないのですが、ここぞとばかりに便乗してみることにします。

ランサーズ、The Startupに対して言論統制 | The Startup

ずっと落ちていて記事が見れなくなっているのですが、中身についてはいつもの中身で推して知るべしの内容です。

メディアとしての価値を持つためには、当然何かしらの意見を発信するからにはきちんとその根拠が示されている必要があります。なので、今回の件について「オレが言ってることは間違っていない」というのであればその証拠をきっちり耳揃えて出してあげれば、何も言うことはないのです。

単価が低いというのであればその数字を出してあげればいいし、質が低いというのであればきちんとした指標をもとにその低さを指摘すればそれで十分です。もしそれができないということなのであれば、メディアとしての価値ははっきり言ってホメオパシーとか水にありがとうと言おうとかその辺の電波サイトと同じレベルだよ、というわけです。

あと、メディアであるならば、間違った情報を流した場合はきちんと訂正を行う必要があります。これはオレのブログはメディアだと主張するのであれば最低限の義務でしょう。それすらできないようならそんなものはメディアと呼べません。

ともあれ、本人はあのブログが影響力のあるメディアだと思ってるようですが、面白い方向に影響力を持ち始めてるようで今後も目が離せません。

しかし、あのブログ記事、カテゴリが「メディア論」*1と書かれていますが、ジャーナリズム(自身のジャーナリストとしての信念的なもの)について書かれてるような気がして、カテゴリと書いてる内容の微妙な不一致感がさらなるもやもや感を倍増させてます。

しかも本人はライターではなく、ジャーナリストと呼んで欲しいようですし。

Twitter / umekida: どうしても「ライター」とか言われるのが気に食わないですね。「 ...

Twitter / umekida: ジャーナリストでいこう。

まあどっちでもないだろと僕は思ってるのでどう呼ばれたいと思ってようがどうでもいいのですが、どっちにしてもちゃんと何について書いてるのか正しくしてねと思います。

 

というわけでジャーナリスト梅木氏にはこのリンクをもってオチとさせていただきます。

The Startupさんへ。ジャーナリストは、金をもらって比較記事を書いたりしません

 

ネットのバカ (新潮新書)

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*1:

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